
目立たない舌側矯正って何?
それはインコグニートとハーモニーといわれる2種類あります。
歯の裏側に装置を着ける方法です。人に気づかれにくい矯正治療として、学生・OL・営業をしている方など様々な患者様から人気の矯正治療です。歯の裏側に装置をつけるという従来の歯の表面につける矯正装置とは異なりますので、他の矯正治療に比べて費用が高くなるなどデメリットがありますが、当院では、患者様に目立たない矯正にチャレンジして頂くために費用を抑えた価格でご提供しています。
こんな方におすすめ♪
- 矯正装置を付けていることを気づかれたくない
- 違和感なく矯正装置を付けたい
- 短期間で矯正を終えたい
- 非金属の装置がいい
- 虫歯のリスクを抑えたい
ルーセント歯科・矯正歯科の目立たない矯正の特徴
- インコグニート・ハーモニー認定医が矯正治療を担当
- 名古屋駅から徒歩3分と通いやすい
- クレジットカード使用可能
- 目立たない矯正を低価格で提供
インコグニート

インコグニート 新しい裏側矯正
裏側矯正とは、矯正装置を外見から目立たないようにさせ、歯並びや噛み合わせを改善する治療方法です。
裏側矯正は開発の初期段階において、歯の表面側の矯正治療と比べて、装置の構造や歯並びをよくするための力のかけ方など、さまざまな問題がありましたが、現在ではコンピュータ解析技術を駆使することによって、正確な位置に短期間で並べることができ、患者様の治療の負担を減らせるシステムへと変わりました。
このインコグニートシステムは、2001年よりドイツの矯正専門医、Dr.Wiechmannにより開発され、現在まで毎年改良され、日々進化しております。
インコグニートシステムは、2018年では、世界の60カ国で採用されており、現在存在する数多くの裏側矯正治療の優れた方法の1つとして認められてます。
ヨーロッパでは60%のシェアを誇るインコグニートシステムは、世界60カ国以上で採用されています。
インコグニートシステムを開発したDr.Wiechmannは1998年にトップサービス社という、裏側矯正を研究開発、製作する会社を立ち上げ、3M社の資本のもと、インコグニートシステムの改善と発展を行い、世界中にシェアを広げています。

歯の裏側からの矯正について
舌側矯正が採用された当初は、きれいに歯が並ばなかったり、表側の矯正に比べて治療期間が長いなど、様々な問題点がありましたが、最近では弾性ワイヤーの開発や、治療工程の改善から、表側での矯正治療と期間も結果もほとんど変わらないようになりました。
お仕事の関係で、矯正装置を表側につけることが出来ない人も、いまでは年間で5,000人以上の患者様が裏側矯正をつかって、歯並びの改善を行っています。

メリット
- 装着時の違和感が少ないので、治療中も快適に過ごして頂けます。
- 治療期間が短いです。
- 金属アレルギーの心配はありません。
- 虫歯のリスクが少ないです。

デメリット
- 清掃性が良くない
- 装置を設置するのに約6週間ほどかかります。
- 正面から見ると、歯が黒く見える可能性があります。
裏側矯正の2つの治療方法
裏側矯正の治療を受けるにあたって、治療方法を選択して頂きます。1つはフルリンガル法で、上下両方の歯を裏側から治療致します。
2つ目はハーフリンガル法で、下の歯は表側から矯正を行い、上の歯は裏側から治療する方法です。ハーフリンガル法では、表側から矯正装置をつけるので、下の歯についた矯正装置は若干見えるのですが、矯正装置の舌への圧迫感は少なくなります。
フルリンガル法(上下裏側) | ハーフリンガル法(上のみ裏側) | |
外見 | 矯正装置が見えません。 | 下の歯だけ矯正装置が見えます。 |
装着感、発音 | △ (1~2ヶ月で慣れます) | △ (1~2ヶ月で慣れます) |
治療期間 | ケースによりますが 表側矯正と期間は変わりません。 | ケースによりますが 表側矯正と期間は変わりません。 |
インコグニートの治療の流れ
-
1歯型、噛み合わせの記録採取
矯正装置「インコグニートシステム」は、ドイツでフルオーダーメイドで作製されます。
そのため、特殊なシリコン製の材料を使用して精密な上下の歯型をとり、また噛み合わせの記録も採取して、ドイツの工場に送ります。 -
2デジタルデータでブラケットのモデルを作製
歯型が届くと、そこから石膏の模型の歯を作製し、治療目標の歯並びに並べかえ、モデルを作製します。そして、セットアップモデルはスキャンニングし、3Dデジタルデータに変換され、歯の形態を基にしてブラケットの位置やデザインを決めます。
-
3合金を使ったブラケットの作製
ブラケットの位置やデザインが決まると、ワックスパターンを作製し、歯科用合金を使ってブラケットを作製します。出来上がったインコグニートシステムを研磨し、ワイヤーの位置など精密に計測しながら形態を確認していきます。
-
4マウスピースとワイヤーの作製
研磨し出来上がったブラケットは石膏の歯型にはめ、口腔内で接着するためのマウスピースを作製します。また、当初たてた計画通りにブラケットに合わせてロボットがワイヤーを曲げ、完成したものが、日本に送られてきます。
-
5インゴクニートシステムの装着
送られてきたインコグニートシステムを装着します。装着後は、定期的に状況を確認して、矯正治療を進めていきます。
-
6後戻りを防ぐ保定期間
矯正治療によって動かした歯は、放置すると元に戻ろうとしますので、歯を支えている骨が落ち着くまでの「保定期間」が必要です。
取り外しができるものや、クリア式など様々な保定装置があり、期間は患者様のケースによりますので、矯正認定医と相談しながら保定期間を調整します。


デジタル口腔内スキャナーの導入
デジタル口腔内スキャナーを使用すると、上下の歯型のスキャニングが約10分で完了します。
3M社のデジタル口腔内スキャナーは、光を歯や歯肉にあて、その光の反射から歯型の形状をデジタル画像で作製する機器です。
これまで、石膏模型を作製する際は、粘着性のあるペースト状の材料を口にいれて歯型をとっていましたが、口腔内スキャナーでは歯の型取りに10分程度で完了し、患者様の負担も少なく、より正確な型取りが可能です。
メリット
- ペースト状の材料を口に入れない為、嘔吐反射の強い患者様の負担が減ります。
- 歯型のデジタル化により、デジタル治療予測模型の制作ができ、わざわざ歯型を郵送せず、データでのやり取りになるため、より短期間、かつ精密にインコグニートシステムが作製できるようになります。
インコグニートの詳細はこちらのサイトからご確認下さい。
ハーモニー

メリット
- 装置が目立たない
人と会う機会の多い方は、相手の方に違和感を与えず治療できます。 - 治療期間がほとんど変わらない
表に装置を着ける方法と比べて、仕上がりや治療期間はほとんど同じです。

デメリット
- 話しづらさ、噛みにくさ
表側に比べると、裏側装置の治療はお口に違和感を感じることが多くあります。 - 舌の動きが邪魔されて、話しづらい、食べにくいなどの問題があります。
※時間の経過とともに慣れてきます。当院では多くの方の治療実績があります。
インコグニートとハーモニーの違い

主な違い
- 使用しているブラケットの製法
インコグニートの場合、他のブラケットに比べて、GOLDの含有率が多いです。そのため、金属アレルギーがある方は、インコグニートのほうがより良い矯正治療を行えます。また、インコグニートのブラケットカラーが金色であるのも、GOLDを含んでいることが由来です。 - セルフライゲイションブラケット
インコグニートはワイヤーを歯に固定するために1歯ずつ治療を行いますが、ハーモニーは1歯ずつのシャッター式セルフライゲイションブラケットを使用しているため、1回あたりの治療時間が短くなります。そのため、治療中に口を開けている時間が短縮されます。